No.241-270
準備万端、なことなんてあるわけないのにね。だからさ、全部僕のものって言ったじゃん。
嘘を吐くなんて当たり前のことだと思ってた。
子供だからと言い訳して逃げていた。これからは、逃げられない。
許してなんて言わない。だから、行かないで。
あの日からずっと耳元に響く笑い声が絶えないのです。
嫌いな人しか近寄らない。それは私が嫌な人間だからだろうか。
たった一言でよかった。それさえあれば私は、
あなたの傍にいるためなら、こんな感情捨ててやる。
どこまでも普通で平凡な君に命を救われた特別で非凡な私。
夢から覚めたら自分の理想の世界になればいいと願いながら夢へと堕ちていく少年の話。
いつまでも子供でいたいと願いながら大嫌いな大人になってゆく少女の話。
私が窓から身を乗り出したらあなたは止めてくれるのでしょうか。
僕が僕であるために君が君でいてほしいんだ。
貴方といると弱くなる自分が怖いのよ。
ねぇ、私はちゃんと笑えてる?
もし、例えば、もしかして。どこまでも仮定の話。
本日は晴天なり。しかしところにより真っ赤な雨が降るでしょう。
この結末に至るまでの全ての原因が私の幼さだったから。
必死になって何かに刃を突き立て、消えてしまえと呪文のように唱え続けた。
好奇心と無邪気さで終わらせる君は、本当に恐ろしい子どもだよ。
うまくなったわけじゃない。ただ、慣れただけ。
目を見ればすぐにわかるんだよ人間なんて。
青空が汚く感じるようになったのはいつからだろう。
神様、どうかこの世界に絶望を。
俺の人生を壊した彼は友達なんかじゃない。
無条件で私を受け入れてくれる優しさが、だからあなたと私は違うのだと言われた気がした。
両極端なのかもしれない。中途半端な位置は一番苦しい。
愛されたいと望んでいたら愛することができなくなった。
私の背中で震えるあなたを守ることができるのだと、歓喜。