No.331-360
ハローハロー聞こえますか?只今世界へ交信中です。これが僕らの日常。信じろなんて言わないけどね。
侵略、侵攻、侵触。それは誰にも見えないまま。
あの楽しかった日々は幻だったのかもしれない。
烏の群れが不幸の印なのだとしたら此処は不幸に溢れているのでしょうね。
『変わってる』なんて最高の誉め言葉じゃないか。
貴方が怖いわけじゃないの、だからずっと笑っていて。
隠してたわけじゃないよ。貴方が気付かなかったんだ。
神様にお願いしてもどうにもなりませんからね、自力で解決してください。
嫌いなわけではないんだよ。ただ好きになれないだけで。
あと少し時間があれば後悔しなくてすんだのだろうか。
うさぎさんうさぎさんお餅を分けてくださいな。
時代が違えばもっと一緒にいれたのにね。
どうかこのまま眠らせてください。
同じなのに認められるあなたが憎いよ。
たとえそれが自己満足だとしても私はあなたを助けるよ。
あなたが最後に選んだのは私じゃないでしょ。
囚われた心を解放してください。
触れるのが怖かった3年前の夏のこと。
少しずつ消えていく君の何かに僕は怯えていたんだ。
指でなぞったら消えちゃったから。
君が本物で僕は偽物。せいぜい足掻けばいいじゃねえ。
背伸びして深呼吸して落ち着いたら笑っちゃえ。
冗談か本音か分からないから君が怖い。
きっとこれは君の手をとりそこねた罰なんだね。
ただただ君を笑わせてあげたかったんだ。
心の悲鳴を押し殺し君に背を向けさよなら、と。
ビルの隙間から見える夕日に今日一日の感謝を。
握られた手を握り返せない私が悔しいよ。
さびれたビルのさびた階段、さびしい君と二人きり。